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温かい家が健康寿命を延ばす

岡村 耕一
2025.02.13

こんにちは、岡村です。

jigsawでは、夏涼しく冬温かい高気密高断熱の家づくりをしています。

 

なぜかと言うとまず第一に、夏暑くて冬寒い不快な家より快適な家の方が断然いいから(笑)。

冗談のようですが、皆さん当然そう思われると思います。

 

そして、目的としては大きく分けて3つあります。

 

①健康に生きることができる

②家を長持ちさせることができる

③将来的なお金を抑えることができる

 

まず、①健康に生きることができるというのは、医学的にも立証されてきています。

WHO(世界保健機関)では、2018年に冬季の室温18℃以上にすることと勧告しています。

室温が18℃を下回る家では人体にどのようなリスクがあるのか?

国土交通省HPより 伊香賀教授資料

 

・ヒートショックが起こりやすい(急激な血圧の変化)

・肩こり、腰痛、手足の冷えが3割増す

・月経前症候群が3割増す

・夜間頻尿が1.66倍増す

・入眠困難が1.75~2.02倍増す

・要介護状態の年齢が4歳早まる

スマートウェルネス住宅等推進調査委員会より

スマートウェルネス住宅等推進調査委員会より

国土交通省HPより 伊香賀教授資料

 

などなど、家の寒さが体に与える影響はたくさんあります。

 

次に②家を長持ちさせることができるというのは、冷暖房と換気により温湿度調整することと、

断熱材と気密シートの施工により建物の壁内結露を防ぐことで家を長持ちさせます。

 

そして③将来的なお金を抑えることができるについて。

温かい家をつくることは、断熱性や気密性を高めなくてはいけない。

そのためには費用もかかります。

 

しかし、将来ヒートショックで脳卒中や脳血管障害、腰痛や転倒による事故、平均より4年早く介護状態になるなど、

病気や事故によってお医者さんにかかる費用を抑えることができます。

また、将来の病院代や介護費用を考えると、家の断熱気密性能を上げておくことの方が安くついてきます。

 

国は2050年に向けて断熱性能を段階的に上げていくことを発表しています。

jigsawは段階的に上がっていく国の基準を常に上回るように、いい家づくりをしている住宅会社の仲間たちと共に切磋琢磨しながら進化していきます。

 

2050スタンダードハウスプロジェクト(HP)

 

一般社団法人 日本人の健康をつくる住宅断熱リフォーム推進協議会(HP)

 

健康や命は何ものにもかえられません。

一生に一度の家づくり、家族みんなが快適で健康に、幸せに暮らせる家づくりをしていただきたいという思いでこれからも家づくりを進化させていきます。

 

 

追伸

今週末は南国市にて見学会を開催します。

リビングの一角には小上りの畳スペースのあるお家。

ぜひ参考に見に来てください。

見学会の詳細はコチラをクリック。