国内で一番寒い北海道で
通用する断熱性能
国は2022年4月にこれまで以上に厳しい省エネ性能基準を設けました。
以前から高気密高断熱の省エネ住宅を追求してきたjigsawは、最上位等級である「断熱等性能等級 5」
「一次エネルギー消費量等級 6」を優位にクリアしています。
jigsawの家づくりは、どこにいても夏涼しく冬温かく、ご家族が一年中快適に暮らせるために、断熱の基準を『北海道でも通用する』基準としています。
現在(2024年)の国の断熱地域区分は、主に高知市近郊で7地域とされています。
7地域の基準値として、断熱等級4、UA値は0.87です。高知で家を建てる場合、最低限このレベルをクリアできれば良いのですが、jigsawではUA値は0.46を基準に設計しています。
0.46は断熱等級6(HEAT20 G2相当)となります。 この数値は、北海道の断熱地域区分が1〜2なので、最低限必要なUA値が0.46となっており、北海道でも通用する数値となっています。
※UA値は、外皮平均熱貫流率のこと指し、建物内外の温度差を1°Cとしたときに、建物内部から外界に逃げる単位時間当たりの熱量を外皮等面積の合計で割った値です。
jigsawではUA値0.46を実現するために高性能グラスウールを使用しています。厚み 105mm / 密度 16kg / 熱伝導率 0.038 / 熱抵抗値 2.8。
断熱材の役割は「熱を遮断すること」です。 日中直接太陽光を受ける屋根には105mmの2倍、210mmの断熱材を充填しています。
グラスウールはきちんと施工をすることでその能力を発揮します。グラスウールは熱に強く湿気が乾きやすく、その断熱性能は50年以上維持されます。
ウレタンフォームは水と化学反応を起こし、【加水分解】を起こします。加水分解とは化学的反応のことで、ポリウレタンが水分に反応し分解生成物が得られる反応のことをいいます。スニーカーや運動靴のソールが剥がれたりボロボロに溶けたようになったのを見たことや経験がある方もいるかと思いますが、この現象が加水分解です。
加水分解が起きると断熱材が変形して壁内にすき間ができてしまい、内部結露が起きてしまいます。
セルロースファイバーは新聞紙を原材料とした断熱材です。調湿効果のある断熱材といわれますが、断熱層内で吸放湿すれば壁内に結露が発生します。断熱材が吸放湿してしまっては建物の劣化を助長してしまいます。
こうしてたどり着いた最良の断熱材がグラスウール。正しい施工をすることで安価で一番住宅のために良い素材です。
断熱性能を高めるためにはサッシ(窓)も重要です。窓は断熱欠損(断熱のない部分)となり、窓から外部の気温の影響を大きく受けます。
jigsawでは窓に高性能樹脂サッシ「APW330(YKKap)」を採用しています。
一般的なアルミと樹脂の複合サッシと比べると、その断熱性の高さは一目瞭然です。
出典 : 住宅の省エネルギー基準 (早わかりガイド)/(一社 )日本健材・住宅設備産業協会
jigsawの家では樹脂サッシを採用することでアルミ樹脂複合サッシと比べ、熱貫流率が約1/3になっています。
※熱貫流率とは、熱の伝わりやすさを表す数値で、数値が小さいほど性能が高い。