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『家具の町』福岡県大川市へ

村上 弘晃
2018.09.12

こんにちわ!設計担当の村上です。
先日jigsawでつかう家具の打ち合わせ&工場見学に福岡県の大川市に行ってきました。
工場見学では、突板の製造工程を見せていただきました!

 

これ何だか分かりますか?
これは突板と言って木材を0.2㎜程に薄くスライスしたもです。
紙のようにペラペラです!
私、家具にする前の突板を見たのはこれが初めてです!!
ちょっと感動。
皆さんおなじみの無印良品の家具はオーク、ウォルナットの突板がよく使われていると思います。

そしてこの機械で突板を製造しています!
見た目がかっこいい!そして思っていたよりもレトロな機械!
写真右の大きな滑車が回転することによって木材が置かれた刃のついたテーブルが左右に動き木材をスライスしていきます。

!!人がいる!!
テーブルの下ではスライスされた木材を受け取り重ねていく職人さんが二人黙々と作業をされていました!
すべてオートメーション化されているとばかり勝手に思っていただけに驚きました。

その突板を下地板の上から手作業で貼っていきます。
ここでも手作業。

最後に機械でプレスをして完成です!

見慣れた突板の板が出来上がりました。
普段当たり前のように使っている建築材料が、こんなにも多くの人の手で時間をかけて作られていることに感動しました。
私の個人的に感じた雰囲気は『紅の豚』に出てくるポルコロッソの壊れた飛行艇を治す飛行機工場の様でした。(ジブリが大好き。)
職人さんの醸し出す空気感が何とも言えずかっこよかったです!
みなさんも、家具屋さんに行かれることがありましたら、是非材に何が使われているか表示を見てみたください。きっとこの工場の様に職人さんによって作られてた突板の家具に出会えるはずです。