2023.04.03
こんばんは、岡村です。
最近家づくりのご相談でお話したお客さまと住宅ローンの話の中で、
「どんなローンが良いのか?」
というお話がありました。
住宅ローンの内容として、「長期固定金利」と、「固定金利選択型」と、「変動金利」のお話をしています。
「長期固定金利」は、その名の通り長期間金利が固定されます。
例えば、35年間金利が変わらないローンです。
有名なのは国のフラット35。
高知だと、四国銀行さんのローンでもあります。
「固定金利選択型」というのは、ほとんどどの銀行さんでもあるローンで、
3年固定、5年固定、10年固定と、一定期間だけ金利が固定されるローン。
例えば10年固定だったら、10年間は金利が一定で、
10年を過ぎると金利が変わるということです。
最後に「変動金利」。
変動金利とは、これも字の通り金利が変動するというローンです。
金利が変動するのは、基本的に半年に1回金利の見直しがあります。
半年ごとに金利が変わると、その都度返済金額も変わってくる、
と考えがちですが、実は返済金額は5年間は変わらないというルールを設けている銀行さんが多くあります。
なので、実質5年間は同じ返済金額で、6年目から返済金額が変わり、
10年目までの5年間は同じ金額で返済をしていくようになります。
また、変動金利には125%ルールというものもあり、
これは月々の返済がこれまでの25%以上増えないというルールです。
例えば、10万円返済していたら、上限は12万5,000円ということになります。
5年間返済額が変わらない、そして上限も決まっているということであれば安心できそうですよね。
でも、リスクも当然あります。
それは、金利が上がり続けていくと、返済額は5年間固定され、
上限も25%までと決まっている分、上昇して本来支払わないといけない利息分が未払いということになります。
そうすると、未払いの利息が溜まっていき、利息だけを返さないといけないという状態となります。
金利が下がれば良いのですが、上り続けて、25%を上回る返済金額になった場合、
こうした未払い利息が発生します。
「長期固定金利」、「固定金利選択型」「変動金利」と、
どれが良いというのは一概に言えません。
どれも、メリットデメリットがあります。
自分たち家族の家計やライフスタイルに合った住宅ローンを選ぶことが大切です。
どの住宅ローンが自分たちに合うかを判断するために、
ぜひjigsawの家づくり相談会もご利用ください。
ご希望の場合は、お金の専門家であるFP(ファイナンシャルプランナー)さんを
ご紹介することも可能です。
一生に一度の買い物は、『マイホーム』と思いがちですが、
実は利息までついてくる『住宅ローン』が一番大きな金額です。
家づくりを考え始めた時、まずは気になる住宅会社や、
建てたいと思っている住宅会社にご相談をしてみてください。