2024.02.12
こんばんは、岡村です。
前回はお客さまからよくある規格住宅についての質問についてお話しました。
今回は、高気密高断熱についてよくある質問についてお話したいと思います。
Q. 高気密高断熱はどの程度の性能なの?
A. UA値0.46W/㎡・K(平均値)
jigsawの高気密高断熱の性能を表す数値であるUA値は0.46。
この数値は、数字が小さいほど性能が高くなります。
高知県(高知市)は断熱地域区分は7地域。
国の基準として2025年までは断熱性等級4以上が必須で、7地域の断熱性等級4の必要UA値は0.87 W/㎡・Kとなります。
また、2030年からは断熱性等級5以上が義務化され、必要なUA値は7地域だと0.6 W/㎡・Kとなります。
jigsawのUA値の0.46 W/㎡・Kは、7地域だと断熱性等級6に位置し、同時にHEAT20(G2グレード)に値します。
国が定める基準を大幅に上回る、断熱性能の高い住宅となります。
※黄色の部分が現在の基準とG2。下部は2030年から義務となる断熱性等級5の基準。
※参考画像:国土交通省
Q. 高気密高断熱って、どれも同じではないの?
A. ひとことで高気密高断熱といっても、さまざまな材料や施工方法があります。
どんな断熱材を使うか?どんな施工をするのか?どうやって気密を取っているのか?
あらゆる材料にメリット・デメリットがあります。
jigsawでは化学的な根拠があり、どんな材料を使い、どう施工をするかを決めています。
jigsawの高気密高断熱の材料や施工について詳しくはスタッフにお声がけください。
Q. 気密性が高いと何がいいの?
A. 高気密高断熱という言葉を聞くと、夏涼しく冬温かいというイメージはあると思います。
高断熱と聞くと、冬温かいイメージもわくかと思いますが、高気密というと、何がいいのかがわかりにくいですよね。
気密性が高いと、【すき間】が少ないということ。
すき間風が入ってこない、あるいは室内のエアコンで(夏)冷やされた空気や(冬)温められた空気が外へ逃げない、というメリットがあります。
いくら断熱材がよくてもすき間があれば夏は冷えにくいし冬は温まりにくくなります。
寒い冬ダウンジャケットを着ていても、前のファスナーを開けていたりダウンに大きな穴が開いていたら寒いですよね。
ダウンジャケットを着ていてもこんなに前が全開だと寒い。
Q. 気密性能はどれぐらいなの?
A. jigsawの気密性能は0.24㎠/㎡。(平均値)
気密性能を表す数値をC値といいます。数字が小さいほど気密性が高くなります。
jigsawではどれだけ気密が取れているか、1棟1棟気密測定をおこなっています。
今日は高気密高断熱についてのお話でした。
過去のブログでも性能についてお話しているので、ぜひご覧ください。