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土地があっても家が建てられない場合がある?

岡村 耕一
2024.04.05

こんばんは、岡村です。

 

先日ご相談いただいたお客さまで、土地はあるけれど、調べてみたら『市街化調整区域』というエリアにある土地でした。

 

市街化調整区域とは、基本的に家を建ててはいけない地域です。

 

高知でいうと、香美市土佐山田町、南国市、高知市布師田、五台山、春野町などに多くあります。

※高知県のホームページでその地域が何地域かを閲覧することができます。

 

この市街化調整区域はなぜ家を建ててはいけないかというと、田んぼや畑などの農業を守るためということです。

 

無秩序に家や商業施設を建てて市街化するのを抑制し、農業を守るということで定められています。

 

 

今回ご相談くださったお客さまの土地は、市街化調整区域でも、

高知県でその制度ができた昭和45年10月30日以前から宅地状態だったという要件で、家を建てることができそうな土地でした。

 

市街化調整区域という制度ができる前から家が建っていたり、倉庫が建っており、田んぼや畑として使われていなかった証明ができれば例外として家を建てることができます。

 

また、その他にも実家(本家)がすぐ近くにあり、建築予定地も代々先祖が所有してきた土地で、

そこに分家として家を建てるなど、市街化調整区域でも家を建てることができる要件があります。

 

土地があれば土地を買う必要がなく、予算的にもかなり抑えることができますが、

思いの外家を建てることができない土地だった、という場合もあるので、しっかりと住宅会社に相談をしてから、

計画を進めていくことが大切です。

 

jigsawはシンプルで快適な家を手の届く価格でお届けするという思いを持ち、家づくりに取り組んでいます。

 

近年は資材の高騰や土地価格の上昇で、家を建てるにも相当な費用がかかります。

 

そんな中でも快適に長く安心して暮らせて、メンテナンスコストやランニングコストがかかりにくい家を手の届く価格でお届けできるように、

仕入れの工夫や大工さん職人さんたちと協力し合いながら日々家づくりに励んでいます。

 

とはいえ、土地購入からの家づくりとなると、4,000万円を超える金額となってきます。

最近ではさまざまな住宅ローンを利用されるお客さまも増えてきました。

 

全期間固定、長期固定、10年固定、変動金利など、35年返済から40年返済まで、借りる金額やご家族の条件によってさまざまです。

 

jigsawにもたくさんのお客さまが家づくりのご相談にお越しくださります。

土地のこと、お家のこと、住宅ローンのこと、聞くだけでももちろん大丈夫ですので、まずはご相談ください。

 

必ず家づくりの参考になりますし、今後の家づくりが少しでも具体化していきます。

 

家づくり相談のご予約は、こちらからどうぞ。

 

 

追伸

 

今月はjigsawの家に実際に暮らして5年のオーナーさまのお家の見学会を、4月20日・21日の土日に開催します。

 

5年住んでいる家を見ることも参考になりますし、家づくりの中でも不安や悩みから、

住み心地や快適さ、住んでみてどうだったかなど、実際に住まわれている方のお話を聞くことができます。

 

見学会のお知らせはまた改めてイベント情報にて告知します。

 

今回はオーナーさま宅ということもあり、予約制となりますが、家づくりを検討されている方はぜひ参加してみてください。