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長く支払う住宅ローンだから

岡村 耕一
2021.12.04
先日のお休み、久しぶりに実家に帰っていました。
 
実家は自分が16歳の時に親父が建てた某ハウスメーカーさんの家。
 
当時は阪神大震災から数年の頃で、地震に強い家を、
ということで親父はこのメーカーさんに決めたと言う。
 
しかし、やはり価格が高いので削れるところは削りたいということで、
エクステリアやブロック職人をしている親父は、家の基礎を自分でブロックでつくる、
ということで自分でブロックを使用した基礎を作って、建物本体をメーカーさんが建てた。
 
地震に強い家を建てようと考えていたのに、ブロック基礎じゃダメやん、と今なら言えるけど、
当時16歳の自分はとにかく自分の部屋が欲しいという思いで、新しい家ができるのを待ちわびていた。
 
ちなみに当然ベタ基礎ではなく、布基礎。
 
 
そんなメーカーさんの家のローンをずっと支払ってきた親父。
 
個人事業主でコツコツ毎日現場で汗水流して働いて、毎月毎月返済してきているけど、
住宅金融公庫(現住宅金融支援機構)で借りているローンの金利は4%。
 
雨が降ったら仕事は休み、仕事を与えてくれている業者さんが暇な時は現場に出る日数も少なく、
決して良い収入ではない40代の個人事業主が組んだローンは、
収入が安定もしないことや年齢的なことから借り換えもできず現在まで支払ってきた。
 
 
自分が前職のタイセイホームで働き始めて、ある程度お給料をいただきだしてからは
毎月実家にもお金を入れていたけど、4%の金利で支払うのはもったいないし、
もう何年も支払ってきたしそろそろ返済も終わるだろう、残り少なかったら自分が一括返済をしてやろうと、
実家に残りの返済年数と残債を確認しに行ったわけです。
 
確認してみると、まだあと7年弱ある。
 
 
一気に自分のお金で支払いを終えようとしたら、
こちらも厳しいので早く終わるように親にいくつか案を提案をしてきた。
 
職業にもよるので借り換えや、退職金で一括返済という方法が取れるかもしれないけど、
40代でローンを組むと、下手したら子供にまで返済の負担を負わせる可能性がある。
 
なので、やっぱり家を建てるなら、若くて早い時期がいい!と改めて感じました。
 
 
子に借金の一部を手伝わせるのは申し訳ない、と自分は思うので、
家づくりを考えられている30代半ばを過ぎた方には、
できるだけ早く家づくりの計画を進めていくように一歩踏み出すことをおススメします。
 
 
今年もあっという間にもう12月。
 
年を取るのも早いなと、しみじみ感じます。(笑)
 
jigsawでは、土地探し、資金面、お家の内容、プランなど、
家づくりのご相談、アドバイスをひと家族ごと個別で随時おこなっています。
 
家づくりを考え始めたばかり、という方でも、
お気軽にご連絡ください。
 
 
追伸
 
もうすぐ産休、育休に入る経理を担ってくれている筒井。
 
3年目とはいえ、保険のこと、社内規定のこと、年末調整、決算、
やることがたくさんあり、大変な仕事をしっかりと一人でこなしてくれています。
 
そんな筒井に、もうすぐお休みに入るので、自分から気持ちとして、
功労賞として表彰させてもらいました。
 
今年も1年間ありがとうございました(^^)
 
来年、元気に出産してまた戻ってくるのを楽しみにしています。
 
あと数日も、よろしく~♪