2022.01.23
皆さん、こんにちは! 田邊です。
先日、トンガ沖の海底火山の噴火により、日本列島各所に津波が押し寄せる事態となりましたね。
家に帰ってテレビをつけたら、どのチャンネルも津波のニュースになっていてビックリしました。
このことを踏まえて、今回は津波についてお話ししていきます。
(今回のブログでは実際の津波の画像・映像は使用していませんが、
津波に関する話題が苦手な方はブラウザバック等でご対処いただけたらと思います。)
ではまず、津波の危険性について。
皆さんご存じかもしれませんが、津波は例え波の高さが“30cm”でも非常に危険です。
普段、海で見かける波(波浪)は、海域で吹いている風によって引き起こされ、
波長(波の山から山、または谷から谷までの長さ)は数mから数百m程度です。
一方、津波は海底から海面までの海水全体が短時間に変動し、
それが周囲に波として広がって行く現象で、波長は数キロから数百キロメートルと非常に長いものです。
このため津波は勢いが衰えずに連続して押し寄せ、
沿岸での津波の高さ以上の標高まで駆け上がります。
波の高さが同じでも、波(波浪)と津波とでは押し寄せてくる水の量が全く違うため、
例え波の高さが30cmでも津波であれば立っていることさえ困難です。
以下のYouTube動画を見れば一目瞭然です。(津波の再現装置を利用したCBCニュースさんの実験動画)
なので、テレビやスマホなどで自分が住んでいる地域に津波注意報や警報が出た場合、
すぐに高台や避難所に避難をするようにして下さい。
また、避難所が分からない方や、自分が住んでいる地域における津波の危険性を知りたい方は、
ぜひハザードマップを活用して下さい。
ちなみに自分がおすすめするハザードマップは2つあります。
1つは、『重ねるハザードマップ』というものです。
マップ自体の見た目がスッキリしていて、使い方も直感的でわかりやすいものとなっています。
以下が『重ねるハザードマップ』のリンクです。
もう1つは高知県の方限定ですが、『高知県防災マップ』というものです。
こちらは先ほどおすすめした『重ねるハザードマップ』よりも内容が濃く、
津波の浸水予測時間図や液状化可能性予測図などがあるため、
より深く災害知識を得たい方におすすめです。
以下が『高知防災マップ』のリンクです。
http://bousaimap.pref.kochi.lg.jp/hazmapkochi/hazmap/
最後に、テレビで津波のニュースが出てビックリしましたが、
これを期に、改めて防災意識を高めて、きたる南海大地震に備えねばと思った次第でした。
このブログをご覧の皆さんも、ぜひ防災意識を一緒に高めていきましょう!
ではでは👋