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jigsawの出発点

岡村 耕一
2023.08.01

こんばんは、岡村です。

先日の土日は暑い中モデルハウスの見学会にご来場いただいたお客さま、ありがとうございました。

 

来場されたお客さまからは、「ステキ!」「エアコン6畳用でこの涼しさですか?!」など、

とても嬉しいお声をいただきました。

 

さて、最近ではjigsawを初めて知ったというお客さまや、jigsawの家づくりをまだ知らないというお客さまも多いかと思います。

 

そこで、まだまだ短いですがjigsawの歴史や家づくりについて少しだけ書いていきたいと思います。

 

jigsawは、もともとはグループ会社である高知市福井町にあるタイセイホームの中で2017年に生まれました。

タイセイホームHP

 

私はタイセイホームで約10年間営業としてお客さまの家づくりサポートをし、

そのうち2年間役員として少しばかり経営や事業に携わってきました。

 

タイセイホームは、当時自然素材とオーダーメイドの注文住宅が得意で多数手掛けていました。

しかし、注文住宅は1軒1軒使うものも違い、それぞれお客さまのこだわりも違います。

打合せにかかる時間や人件費、大工さんや職人さんの手間も違います。

そうすることから、必然的に家の価格も比較的高くなってしまいがち。

 

「自然素材とオーダーメイドの家にあこがれるけど、金額的に少し手が届きにくい」

 

というお客さまも多くいらっしゃいました。

 

そこで、自然素材やデザイン性をそのままにどうにかコストを抑えて手の届く価格にできないかと考えたのが、規格化でした。

 

間取りや仕様をあらかじめ一定数決めておくことで、使うものや工法などを統一し、

また建物の形も四角形の総2階建てにすることで、コストも抑えられて地震にも強くなる。

 

そうして、タイセイホームの中で『規格住宅事業部jigsaw』ができました。

 

ただ、シンプルで飽きのこないデザインでコストを抑えた家、というだけではありきたり。

そこにプラスアルファ高気密高断熱を加えることで他にはない、デザイン性も兼ね備えた高性能規格住宅となります。

 

デザイン×高性能×自然素材の三拍子そろったお家ができた瞬間です。

 

jigsawの高気密高断熱は、2016年頃から現在もずっと、

岡田先生という自社で換気システムを開発販売したり工務店も経営されている

環境建築家の先生から住宅の性能や施工について教わり続けてきています。

岡田好勝氏

・株式会社オカトミ代表取締役

・日本VOC測定協会 副理事長

主宰する家学塾において、全国の優良な工務店に、建築に対する科学的なアプローチを指導育成しながら、住まう人の健康と、住まいの快適性、省エネ性を徹底的に追求。その膨大に蓄積された実験データと、そこから得た生きた知見は、全国の工務店から絶大な支持を得ている。著書に「南向きの家は建てるな」(建築技術社)ほか、専門誌への執筆など多数。

 

高気密高断熱の勉強をして2年ほど経過した2018年に、jigsaw事業部で第一棟目を建築しました。

jigsaw第一棟目のSQUAREのお家がこちらです。

当時は規格化された高性能住宅が高知では数少なく、お客さまから大変人気がありご支持をいただきました。

 

そして2019年に、注文住宅と規格住宅の棲み分けをするため、

規格住宅専門を取り扱う会社としてタイセイホームと分社化し、株式会社jigsawとなりました。

 

現在、タイセイホームもjigsawもオシャレで長持ちし、健康に暮らせる家を建てて、

住まうご家族が豊かに暮らせるようにと、同じ志で家づくりをおこなっています。

 

jigsawは会社としてまだ5年目でまだまだ若いくて未熟ですが、

jigsawとなってからも気密や断熱、耐震面などの勉強や研究を重ねて、

施工方法や大工さんや業者さんの技術向上にも取り組んでいます。

 

また次回はjigsawの家づくりの考え方やこだわりポイントなども書いていきたいと思います。