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性能と施工を勉強する

岡村 耕一
2024.03.01

こんばんは、岡村です。

 

種田のブログにも書いてありましたが、先週埼玉県へ出張に行ってきました。

今回の出張は、もうかれこれ7年は続けて勉強している、「家学塾」の全国大会。

家を学ぶ塾と書いて、かがく塾と読みます。

 

家の何を学ぶかというと、長持ちする家、断熱力を保つ材料や施工、換気のこと、

結露のことなど、家のさまざまなことを学びます。

jigsawが高気密高断熱を7年間ずっと教わり続けてきている、岡田先生が主催している勉強会。

この会は全国150社の建築会社が学んでいるのですが、今回は全国各地から約160人が埼玉県に集まり、

今後の日本の住宅に必要になってくる知識や技術を岡田先生が現場と座学で教えてくれるというものでした。

現場では材料のこと、施工のこと、注意点など、座学では今後の国の動きや断熱性の義務化、

日本の省エネ住宅で必要になってくることなどを勉強しました。

 

義務化されてから慌てて対応するのではなく、今のうちからしっかりと知識と技術を身につけ、

現段階でも高性能な家づくりができるようにしておくということです。

今回勉強させてもらい、まだまだ自社で改善できることがたくさんあることや、

今後取り組んでいかなくてはいけないことなども見えてきました。

 

来年、2025年には早速断熱性等級5が義務化となります。

 

2050年には日本の家は全てZEHレベルが標準となるよう国は少しずつ動いています。

まだ先といってのんびり構えるのではなく、今でも2050年レベルが満たせる家をつくれる、

そういう会社や人になっておきたい。

 

引き続きこれからも知識や技術レベルを上げていきます。

 

岡田好勝氏

・株式会社オカトミ代表取締役

・日本VOC測定協会 副理事長

・家学塾主宰

主宰する家学塾において、全国の優良な工務店に、建築に対する科学的なアプローチを指導育成しながら、住まう人の健康と、住まいの快適性、省エネ性を徹底的に追求。その膨大に蓄積された実験データと、そこから得た生きた知見は、全国の工務店から絶大な支持を得ている。著書に「南向きの家は建てるな」(建築技術社)ほか、専門誌への執筆など多数。