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直下率

村上 弘晃
2020.09.15

こんにちは、村上です。

今日朝目覚めると肌寒く、秋になったんだな~と少し寂しくなりました。

暦で言うと秋の期間は立秋の8月7日から立冬の前日である11月6日までのようですが。

暑くて蝉鳴いてたら自分の中では夏の途中です。

さて、今回は「直下率」についてのお話です。

みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

直下率とは「上階の柱・壁の直下に下階の柱・壁が存在する割合」のことです。

熊本地震では、直下率の低いお家が多く倒壊したということで話題になりました。

2階に柱はあるけれど、その直下に柱がない場合2階の柱に係る力は柱の下にある梁が受け持つ

ことになります。スムーズな力の流れになりません。壁も同じです。2階に耐力壁を設ける場合地震力

が発生すると耐力壁は両端の柱が梁にめり込むような力が加わります。その際、直下に柱がないと梁に

大きな負担がかかり、不安定な状態になってしまいます。柱の下の梁を太くするなどする対策をしなけ

ればいけません。当然コストも上がってきます。力の流れがあみだくじにならないように注意が必要で

す。

参照:https://invest-online.jp/column/tyokkaritsu-10653/

直下率を意識することは、耐震・コストだけのことではありません。柱や壁だけでなく開口部の位置を

合わせることは見た目にも大きく影響します。

Jigsawのお家は層二階が基本です。シンプルな外観が特徴です。

シンプルでコストパフォーマンスの高いお家にするためには「直下率」が必然的に高くなります。

Jigsawではそんなお家づくりを行っています。

建物は一生に一度の大きな買い物です。後悔の無い様に、お住まいのお悩みがありましたらお気軽にご

相談ください!