兵庫からやってきた南さんは、jigsawの営業担当。「高知県の海がキレイで、ここが私の居場所だと思った」という彼女の趣味のひとつが、サーフィンだ。
「いい波を待って、『今だ!』と思ったら身体の全部を使って波に乗るんです」――。
これまでも持ち前の行動力で知らない世界に飛び込んできた南さんは、海外に住んだ経験がないにも関わらず、英語・インドネシア語・スペイン語を操る「コミュニケーションの鬼」でもある。驚くことに言語はすべてほぼ独学で、好きになった音楽や風土を「もっと理解したい!」の一心で言語を習得したのだという。
よりよいコミュニケーションのために必要なことを感じ取る才能があるのだろう。直感とセンスでみつけた宝物を輝かせるために、必要ならば飛び込み、知らないのなら手繰り寄せながら、自分の人生を明るくしてきた。
「お客様の笑顔を自分のチカラで引き出していきたい」とまっすぐに語る南さん。
サーフィンは「波を待つ」スポーツだと南さんは言うけれど、こちらからは、まるで彼女が「波を呼んでいる」かのように見えるのだ。