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アートからの視線

筒井さんは、ものごとに対してユニークな着眼点を持っている。大学で美術課程を専攻していた筒井さん。

「人の顔の魅力はどこにあるのか」をテーマに、個展の開催もしながら10年以上、数えきれないほどの「人物画」を描いてきた。アクリル絵の具で描き続けてきたのは、小さな目、大きな目、長い首、薄い唇、丸い小鼻に、真っ赤なほっぺた。
雑誌や漫画で描かれる一般化された「魅力」に、ときに寄り添い、ときに抗い、何百という顔を描いてきた。

そんな筒井さんが今jigsawで挑戦していることは、その美的感覚を技術的に使っていく仕事。

「モデルハウスのインテリアコーディネートや写真撮影をして、自分のこの力で何がどこまでできるのか、突き詰めてみたいんです」。

筒井さんはこうして、アートを通して培った唯一無二の着眼点で、家の、人の、暮らしの魅力を見出していく。

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